代表挨拶


代表 深田 賢之

 

おかざき塾のテーマは、この言葉。
「志をもって、このふるさとに生きる」

 

父であり会長である深田正義が、還暦の頃に掲げた言葉です。



志をもって、このふるさとに生きる

郷里に生きる、という選択。
いつしか地域に根差し、地元の組織、地元の人脈と歩きながら、
この地に深く関わり、ふるさとと葛藤し、そしてふるさとに溶け込むような歳月の中から、生き方が定まっていきます。
風を醸すようにこのふるさとに生きたい、そう思います。

 

 

愛・地球博を起点に

2005年、愛・地球博が開催され、岡崎市の万博参加事業を総括する務めを果たした父は、

地球市民村に参加した「おかざき匠の会」の縁で全国のNPOに交わり、
深く万博の思想と人脈に触れて、人間と地球を学ぶこととなりました。
自然の叡智、人類の叡智の学び合いを通じ、地域の使命を感じて生まれてきたのが、志交流勉強会「おかざき塾」です。

 

 

平和源流の町・岡崎での学び

ここは徳川家康公生誕の町、「江戸のふるさと・岡崎」です。
維新から、明治、大正、昭和を生きて、日本が最大の危機に瀕したのは太平洋戦争。
敗戦、放心の時を経て、「平和」こそが日本の総意でした。
昭和25年、山岡荘八氏は日本再生のテーマ「平和」に取り組み、選んだ主題は「徳川家康」。
18年の歳月をかけて、小説「徳川家康」を著しました。
265年に及ぶ江戸の平和社会こそ世界の教材であり、

そこに至る「重き荷を負いて遠き道をゆく」家康公の生涯こそ人間の学びであり、この町が起点です。
だからこそ、ここが学ぶところ。岡崎には、平和を導く源泉があります。

 

 

無為自然。為す無くして自ずから、然り。

「おかざき塾」が何を為すかではなく、気づき、道を発見していくところ。
この地に生きて、一人一人が輝くなら、この命が繋がるふるさとが好きになり、心豊かなふるさとを創ります。
 
「おかざき塾」が「何をするか」より「どうあるか」が肝心。
多様な志をもってふるさとに立つ主宰を支え、そこに学ぶ人たちがつながり「おかざき塾」はあります。

 

 

「おかざき塾」の基本姿勢

 

塾訓  <急ぐべからず 怒るべからず> (家康公の深い生き方を受けて)
精神  <和と礼と信>         (良心、良識の集いでありたく)
合言葉 <お帰りなさい>        (ここが心のふるさとだから)

 


学び合い、高め合い、認め合う地方新時代に、
私たちは「おかざき塾・家族」の視点で心が繋がる社会を求めていきたいと思います。